【自宅か施設か】“最期の住まい”「70歳からのシミュレーション」不動産相続・相談コラム | 吉川・三郷エリアの不動産ならピタットハウス吉川店-株式会社アクシア-

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【自宅か施設か】“最期の住まい”「70歳からのシミュレーション」
【自宅か施設か】“最期の住まい”「70歳からのシミュレーション」

【自宅か施設か】“最期の住まい”「70歳からのシミュレーション」

老後の暮らしを考えるとき、多くの人が「最後まで自宅で暮らしたい」と願う一方で、「いざという時は施設も視野に入れたほうがいいのかな」と悩むものです。
この選択は、生活の質や安心感に大きく影響しますよね。

 

そんな「最期の住まい」について考えるなら、タイミングがとても大切です。
今回は、70歳を迎えたらぜひ一度立ち止まって考えてほしい、「これからどこで暮らすのが自分たちにとって一番心地いいのか」について、一緒に考えてみましょう。


■住まい選びはタイミングが重要

住まいについては、一軒家からマンションに引っ越したり、子どもたちの近くに移り住むことを考えたり、選択肢はさまざまです。

ただし、これらの大きな決断は、65~70歳くらいまでにしておくのが理想的です。

 

というのも、70代を超えると新しい土地での暮らしに慣れるのが難しくなったり、地域の人との関係を築くのが負担になったりすることが増えるからです。

特に新しい環境に飛び込むのが苦手な人にとっては、早めの行動が安心につながりますよね。


■70歳の「5年後」を想像してみる

70歳のとき、自分の「5年後」を少し想像してみてください。
今は元気に暮らせていても、75歳になったとき、日々の暮らしにどんな変化が起きるでしょう?

たとえばこんなことを考えてみてください:

  • 足腰が弱くなって階段の上り下りが大変になっていないか
  • 持病が悪化していないか
  • もし配偶者が要介護になったら、自分が介護を担えるだろうか

こうしたことを想像して、少しでも「どうなるんだろう」と不安を感じたら、施設入居を検討し始めるタイミングと言えます。


■施設選びは「歩けるうちに」

施設を選ぶときに大切なのは、まだ動けるうちに見学や検討を進めることです。
施設のパンフレットやネットの情報だけでは、その場所の雰囲気や実際のサービス内容は分かりません。
見学に行って、自分の目で確かめることが重要です。

 

施設見学で確認したいポイント
・施設の清潔感
:建物や共有スペースが清潔かどうか。

  • ・スタッフの対応:入居者への接し方や雰囲気が安心できるか。
  • ・食事の内容:メニューや味について実際に確認できる場合は試食してみましょう。
  • ・入居者の表情:入居者が楽しそうにしているかどうかも大切なポイントです。

    また、どんな施設が良いのか分からないときは、地域包括支援センターや福祉相談窓口に相談してみると、プロの視点でアドバイスをもらえますよ。


    ■自宅に住み続けるなら、無理のないリフォームを

    一方で、「やっぱり住み慣れた自宅で暮らし続けたい」という人も多いですよね。
    それも素敵な選択肢です。ただ、安心して暮らし続けるためには、家のリフォームも考えておく必要があります。

     

    よくあるのは、「元気なうちに一気にリフォームしよう!」と大掛かりに改装してしまい、いざ介護が必要になったときに「ここまでする必要なかったな」と後悔するケースです。

    実際に生活している中で、「ここが危ない」「ここをもう少し便利にしたい」と感じたタイミングで少しずつ進めるのがベストです。

     

    リフォームの例:こんな工事があると安心

    • ・段差の解消:玄関や浴室の段差をなくすと、転倒リスクを減らせます。
    • ・手すりの設置:階段やトイレ、浴室に手すりを取り付けて移動をサポート。
    • ・断熱リフォーム:窓を二重サッシにするなどして、冬の寒さを防ぎます。

    また、要介護認定を受けている場合は、自治体や介護保険から補助金が出ることもあります。リフォームを計画する前に、こうした制度を活用できるか確認してみるのも良いですね。
     


    ■「共倒れ」を防ぐために

    老後においてもっとも避けたいのが、配偶者や子ども達の介護による「共倒れ」です
    一方が要介護状態になったとき、もう一方が頑張りすぎてしまい、体調を崩したり、心の負担が大きくなってしまうことがあります。

     

    ■夫婦で話し合っておきたいこと

    • 介護が必要になったとき、誰がどんな役割を担うか
    • 外部サービス(訪問介護やデイサービス)を利用するかどうか
    • 介護費用をどう準備するか

    事前にこうしたことを話し合っておくと、いざというときの不安がぐっと減ります。
     


    ■まとめ:70歳を「分岐点」として考える

    70歳は、老後の暮らし方を考えるうえでの大切な分岐点です。
    自宅で安心して暮らし続けるにしても、施設に入居するにしても、準備を早めに進めておくことで、より安心できる生活を手に入れることができます。

     

    夫婦や家族と一緒に話し合い、施設の見学やリフォームの計画など、少しずつ動き始めてみましょう。

    「あの時ちゃんと考えておいてよかった」と思えるような選択ができるといいですね。

     

    どんな選択をするにしても、自分らしく穏やかな老後を過ごせるように、一歩ずつ進めていきましょう。

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