「空き家・山林・別荘・原野」——“負”動産をどうする? ~手放すことは、家族に安心を残すこと~不動産相続・相談コラム | 吉川・三郷エリアの不動産ならピタットハウス吉川店-株式会社アクシア-
「空き家・山林・別荘・原野」——“負”動産をどうする?
~手放すことは、家族に安心を残すこと~
※セミナーに申込したい方はページの下にございます。
■セミナーの詳細
かつて日本では、「不動産=資産」という考え方が当たり前でした。
土地を持っていれば値上がりする。家を持てば一生安心。
そう信じて、がんばって働き、ローンを返して、家や土地を手に入れた方が多いのではないでしょうか。
しかし、時代は変わりました。
今、不動産は「持っているだけでお金がかかる」時代になっています。
特に近年問題になっているのが、“負動産(ふどうさん)”。
読んで字のごとく、**「負担になる不動産」**です。
■ 「負動産」とは何か
「負動産」とは、使わないのに維持費や税金がかかる不動産のことを指します。
代表的な例は、次のようなものです。
- 相続した実家をそのままにしている
- 誰も住んでいない空き家
- 管理の手が回らない山林や畑
- 遠方にある別荘や原野
- 老朽化して売るにも壊すにもお金がかかる家
これらは“資産”のように見えて、実は毎年確実にお金を減らしていく存在です。
固定資産税、修繕費、管理費──それらは誰も住まなくても支払わなければなりません。
■ 放置したままの不動産に起きていること
「そのうち考えよう」「子どもと相談してから」と言って放置する。
多くの方が、そうして数年を過ごしています。
ところが、その“放置”こそが最大のリスクです。
まず、空き家や山林を放置すると、老朽化が一気に進みます。
屋根が傷み、壁が剥がれ、草木が繁り、害虫や動物が入り込みます。
やがて近隣から「危ない」「迷惑」と苦情が入り、行政から指導が来ることもあります。
さらに、2023年に改正された空き家対策特別措置法により、
管理が不十分な空き家は「特定空家」に指定され、
固定資産税の優遇(1/6課税)が解除され、最大6倍になる可能性があります。
「誰も住まないのに税金が上がる」——
この制度改正を知らずに放置している方が、全国で増えています。
また、2024年4月からは相続登記の義務化が始まります。
相続で名義を変えていない土地を放置していると、
過料(罰金)の対象になる可能性があるのです。
■ 売れない土地・山林・原野…それでも方法はある
「売ろうにも、買い手がいない」
「田んぼや山だから無理だろう」
そんな声を多く聞きます。
しかし、実際には「売れない不動産」でも
適切な準備と手続きをすれば、
手放せるケースもあります
さらに、最近では
空き家・山林・原野を専門に引き取るケースも
小規模な土地でも、処分・寄付・再活用の相談が可能です。
「どうせ無理」と決めつけず、
まずは専門家に現状を整理してもらうことが第一歩になります。
■ 「手放す」とは“責任を放棄すること”ではない
セミナーでよく聞く言葉があります。
「親の家を売るのは申し訳ない気がして…」
このお気持ちはよく分かります。
しかし、「残す=家族の負担を残す」ことになるケースも少なくありません。
壊れかけた家を残せば、管理や修繕の負担は子ども世代へ。
売却・処分せずに相続が起きれば、兄弟間で意見が割れます。
“思い出”を残すつもりが、“問題”を残すことになってしまうのです。
「手放す」というのは、家族に迷惑をかけないための前向きな決断です。
売ることも、解体することも、整理することも、
すべては「未来のための相続対策」と言えます。
■ では、何から始めればいいのか?
まずは、**「現状を知る」**ことです。
- 登記簿謄本で「誰の名義」なのかを確認する
- 固定資産税の通知書で「地目・評価額」を見る
- 測量図や地図で「どこにある土地なのか」を把握する
次に、**「どうしたいか」**を考えます。
- 売る?
- 貸す?
- 譲る?
- 管理を委託する?
この選択肢を整理するだけで、次に取るべき行動が見えてきます。
「何から手をつけていいかわからない」と感じる方は、
専門家と一緒に「整理表」を作ると早いです。
実際の手続きよりも、“把握する”ことが一番時間がかかる部分です。
■ “負動産”を“安心資産”に変えるために
今回のセミナーでは、
空き家・山林・別荘・原野など「動かせない」と思われていた不動産を、
どう整理し、どう手放すかを、実例と数字を交えて解説します。
- 放置するとどうなるか
- 売る・貸す・譲る・寄付する、それぞれのメリット・デメリット
- 解体や測量の費用感
- 登記や相続手続きの流れ
- 家族で揉めないための“準備の仕方”
実際に、「売れないと思っていた家が、測量と登記整理で売れた」
「原野を寄付して税負担がゼロになった」
「別荘を引取業者に依頼して管理ストレスが解消した」
──そんな事例も紹介します。
■ 講師より
「相続で不動産をもらって困っている」
「売りたいけど手続きが分からない」
「子どもに迷惑をかけたくない」
そう感じている方ほど、早めに動くことが大切です。
放置しても状況は良くなりません。
しかし、動けば“解決の道”は必ずあります。
このセミナーでは、“諦めていた不動産を動かすための第一歩”を、
実務経験をもとに具体的にお伝えします。
■ セミナー開催概要
テーマ:空き家・山林・別荘・原野など “負”動産を手放す方法セミナー
日 時:12月6日(土) 14時~15時30分まで(約90分を予定しています)
会 場:吉川市民交流センターおあしす2階
セミナールーム3(吉川市きよみ野1丁目1)
対 象:相続や不動産整理を考えている方、60歳以上の方歓迎
参加費:無料(要予約)
席に限りがあるため、必ずご連絡ください。
主 催:ピタットハウス吉川店アクシア
■申込み方法
以下のいずれかの方法でお申込みください。
お電話:048-940ー1700
(12月のセミナーの件とお伝えください)
メール:info@axia-jp.com
または申込みのフォームから
https://forms.gle/udYu4vXmRwqRavmt9
※定員になり次第締切となります。
※ご希望の方には「個別相談」も無料でご案内いたします。
■ おわりに
「空き家や土地を整理するのは、まだ先でいい」と思っていませんか?
でも、実は“今”が最も負担が少なく、動かしやすいタイミングです。
相続のこと、税金のこと、家族のこと。
少しずつで構いません。
「動く」ことが、いちばんの“相続対策”です。
このセミナーが、あなたとご家族にとって、
“負動産”を“安心資産”に変えるきっかけになれば幸いです。
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店舗紹介

ピタットハウス吉川店埼玉県吉川市保1-29-9
TEL : 0120-900-748
FAX : 048-940-1712(賃貸)
048-940-1705(売買)
営業時間 : 9:00~19:00
定休日 : 水曜日
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